複合機の導入するとき「保守」は重要。
その保守で最もポピュラーなのは「カウンター保守」ですが、複合機を提供する各メーカーでも保守サービスが提供されています。
今回ご紹介するのは、TOSHIBA(東芝)の保守サービス。
TOSHIBA(東芝)の複合機は、子会社にあたる「東芝テック」が製造・販売。
とにかく価格が全メーカー中で最も安いのが大きな特徴。その安さにより、海外ではアジア圏の中国市場で2009年まで10年連続シェア1位、インドでも長年トップシェアを誇っています。
ここからは、TOSHIBA(東芝)の保守サービスと合わせておすすめの複合機をご紹介いたします。
▶︎目次
1.TOSHIBA(東芝)複合機の保守サービス
東芝の複合機では、一般的なカウンター保守に該当する「東芝コピーチャージシステム(TCC)」と呼ばれる保守サービスが採用されています。
複合機を常に最良の状態で使えることが目的で、保守サービス契約を結んでいただき、使用されたカウント数に応じたプリント料金をお支払うサービス方式。プリント料金は、カウンター数値により毎月請求されます。
カウンタへ料金を支払うことで、東芝のサービスエンジニアによる調整、トナーなどの消耗品の交換、定期点検、必要に応じて部品の交換も実施してくれます。
なお、東芝コピーチャージシステムの保守契約の有効期限は5年間。5年以降の契約延長は、最長2年までで料金が10%アップします。
また、その都度依頼するタイプの保守契約「スポットサービス」については、販売店または東芝に問い合わせが必要です。
そこで、実際のコピーチャージシステム料金ついては機種によって多少異なり、ここでは一例ですが「e-STUDIO 2050c」の料金をご紹介いたします。
◆e-STUDIO 2050cのコピーチャージシステム料金
月間最低料金:3,000円/月
月間カウント数 | フルカラーモード | 2色/ モノカラーモード |
モノクロモード |
---|---|---|---|
1~1,000 | 40円 | 20円 | 8.5円 |
1,001~3,000 | 34円 | 17円 | 7円 |
3,001~ | 29円 | 14.5円 | 6円 |
2.TOSHIBA(東芝)複合機おすすめ機種紹介
次に、東芝の複合機でおすすめの1台をご紹介。合わせて、コピーチャージシステム料金までご覧ください。
e-STUDIO 2555c
既存のITシステム、スマホやタブレットなどのツールと簡単に連携が可能。
連続複写速度(A4横):モノクロ・カラーともに25枚/分
(東芝テックより)
特徴は、まず9型の大きな液晶カラータッチパネルを採用。
画面が見やすくタッチやスワイプにも対応し、スマホやタブレットと同じように直感的な快適な操作性を実現。操作画面は自由に拡大できるので、細かい文字も見やすくなり年配の方も気軽に操作が行えます。
複合機本体は幅585mm×奥行き644mmというコンパクト設計。突起や出っ張りがなく、設置場所の選択肢が広がります。
また、低温融解トナー、LEDプリンタヘッドなどの新技術により、消費電力を大幅削減。単に消費電力を抑えるだけでなく、印刷に必要な熱量の削減によりウォームアップタイムや節電状態からの復帰時間を大幅に短縮し、省電力と使いやすさを両立させています。
◆コピーチャージシステム料金
月間最低料金:7,600円/月
月間カウント数 | フルカラーモード | 2色/ モノカラーモード |
モノクロモード |
---|---|---|---|
1~1,000 | 40円 | 20円 | 8.5円 |
1,001~3,000 | 34円 | 17円 | 7円 |
3,001~ | 29円 | 14.5円 | 6円 |
3.まとめ
オフィスで利用する複合機は、常に最良の状態に保つ必要があり、そのためには「保守サービス」は必須。東芝を含めた複合機メーカーでは保守サービスを提供しており、必要に応じて申し込みができます。
東芝では、独自の「東芝コピーチャージシステム(TCC)」と呼ばれるカウンター保守サービスを提供。コピーチャージシステム料金を支払うことで、修理やメンテナンス、トナーや部品の交換といったサービスが無償で受けられます。
東芝の複合機の導入を検討する際は、合わせてコピーチャージシステム契約を申し込むことをおすすめします。