複合機の導入するとき「保守」は重要。
その保守で最もポピュラーなのは「カウンター保守」ですが、複合機を提供する各メーカーでも保守サービスが提供されています。
今回ご紹介するのは、RICOH(リコー)の保守サービス。
RICOH(株式会社リコー)は、事務機器、光学機器などの製造を行っている国内屈指のメーカー。
複合機でも2016年の国内シェアNO.1を獲得し、安心して利用できる工夫が細部にまで施されています。
ここからは、RICOH(リコー)の保守サービスと合わせておすすめの複合機をご紹介いたします。
1.RICOH(リコー)複合機の保守サービス
リコーでは、複合機をより快適に利用できるようにするため、
- パフォーマンス契約
- スポット保守契約
と、2種類の保守サービスを用意しています。もちろん、リコーの複合機が対象です。
パフォーマンス契約とは?
パフォーマンス契約とは、「パフォーマンスチャージ」を支払うことで、リコーのカスタマーエンジニアが、複合機を常に安定した状態で利用できるように定期保守サービス(点検・調整)の実施。また、万一の故障したときには、依頼すれば無償で修理してくれる保守サービスです。
その他にも、パフォーマンス契約期間中、感光体ユニットの貸し出し、通常利用に必要な量のトナーを提供してくれます。
そのパフォーマンス契約の約有効期間は5年間。
5年経過後は1年単位で自動更新され、6年目はパフォーマンスチャージを8%アップし、7年目以降は12%アップします。
パフォーマンスチャージ料金については、機種のシリーズで異なります。
ここでは、一例ですが「RICOH MP C3504 シリーズ」のパフォーマンスチャージ料金(消費税別)をご紹介いたします。
カラーモード | カウント | 1カウント単価 |
---|---|---|
基本料金 | - | 3,000円 |
モノクロ カウンター |
~500カウント | 8.5円 |
501~1,000カウント | 8.0円 | |
1001カウント~ | 6.8円 | |
フルカラー カウンター |
~1,000カウント | 40円 |
1,001~3,000カウント | 34円 | |
3,001カウント~ | 29円 | |
フルカラープリント カウンター |
~1,000カウント | 34円 |
1,001~3,000カウント | 29円 | |
3,001カウント~ | 25円 |
スポット保守契約とは?
スポット保守契約は、複合機の故障もしくは不具合が発生したとき、その都度依頼して点検・修理・調整、感光体ユニット・部品の供給・交換を有償で行ってくれる保守契約です。
契約時に感光体ユニット、トナーを購入する必要があり、感光体ユニットの交換やトナー交換も、その都度支払が発生します。
感光体ユニットは基本的に4本使用し、35,000円/1本(140,000円/4本)と、かなり高額なので注意が必要です。
以上、リコーの2種類の保守サービスをご紹介しましたが、契約するならパフォーマンス契約が断然おすすめです。
2.RICOH(リコー)複合機おすすめ機種紹介
次に、リコーの複合機でおすすめの1台をご紹介。また、パフォーマンスチャージ料金も合わせてご覧ください。
MP C3004
2016年5月発売のハイスペック機種。
連続複写速度(A4横):モノクロ・カラーともに30枚/分
(RICOHより)
直感的に使える10.1インチのWSVGA大型フルカラータッチパネル「MultiLink-Panel」を採用。スマホやタブレット端末のように、フリックやピンチイン/ピンチアウト、ドラッグなど指先ひとつで直感的に操作ができます。
また、リコー独自のカラーQSU技術「DH定着方式」と、低融点トナー「カラーPxP-EQトナー」を搭載することで、ウォームアップタイムは24秒、スリープモードからの復帰時間は7.1秒を実現。スムーズに業務に取りかかれます。
◆パフォーマンスチャージ料金
カラーモード | カウント | 1カウント単価 |
---|---|---|
基本料金 | - | 2,600円 |
モノクロ カウンター |
~500カウント | 8.5円 |
501~1,000カウント | 8.0円 | |
1001カウント~ | 6.8円 | |
フルカラー カウンター |
~1,000カウント | 40円 |
1,001~3,000カウント | 34円 | |
3,001カウント~ | 29円 | |
フルカラープリント カウンター |
~1,000カウント | 34円 |
1,001~3,000カウント | 29円 | |
3,001カウント~ | 25円 |
3.まとめ
複合機は「精密機械」であり、紙詰まりや少しの衝撃での故障は多々発生するため、保守サービスは必要不可欠。
一般的には、各販売業者とカウンター保守などの契約を結びますが、リコーをはじめ複合機メーカーでも保守サービスが用意されています。
リコーでは、保守の名前としては斬新な「パフォーマンス契約」という保守サービスがあり、通常のカウンター保守のように利用枚数によってパフォーマンスチャージ料金の支払いが発生します。
ただし、この料金を支払うことで複合機に関するすべての保守などのサービスが利用できるので、これからリコーの複合機をご検討の法人の方は、パフォーマンス契約も合わせて検討してはいかがでしょうか。